今日はパンを作った。食パン一斤とカンパーニュ。
どちらのパンも捏ねないパンの製法で作ったので、時間はかかったが面倒な捏ねの作業が必要ないのでそこまで大変ではない。
焼けたものがこちら。素人なので、家で食べるにはこれで十分。
夕飯は焼けたパン。パンの耳の部分が好きなので、まずは食パンの端の耳の部分を切り出す。この端の部分を食べられるのは自宅でパンを焼いたときのお楽しみだと思う。
パン屋さんでもパンの端っこの部分が入っていることもあるけれど。
そして、いざパンを口に運ぶ。
あれ、味がおかしい。美味しくない。臭いはおかしい感じはしない。でもパンの味がいつものパンの味と違う。正確に言うなら、パンの味がしない。小麦の焼けた香りはするのに、味がねんど?みたいな、甘味も塩気もない。
結局、なんだか嫌な感じがしたので食べるのをやめた。おなかを壊すのも怖いし。子供たちにもパンは食べないよう伝える。
夕食にパンを食べることを楽しみにしていたのに残念。
でも今日の夕食はどちらかというとご飯に合うおかずだったのでそこはまあ良しとする。
なぜ、ここまで美味しくないパンが出来上がったのか考えてみる。
二つ思い当たることがあった。
まず一つはパンに使った強力粉が劣化していたこと。
今回使った強力粉は結構前に大量に買ったときに小分けにして真空パックしてあったもの。いくら真空パックといえ家庭用の真空パック器を使ってパックしたものだから、ちゃんと真空になっていたかとういとあやしい。少しの空気が入って強力粉が劣化した可能性と、保管場所が悪かったかもしれなくて劣化した可能性がある。
もう一つは塩を入れ忘れたこと。
強力粉のほかに原因がないかどうか手順を思い返してみて、どうやら塩を入れた記憶がない。カンパーニュの方の材料は強力粉、インスタントドライイースト、塩、砂糖、水で、ボウルにイースト、水、砂糖、そして強力粉を入れた後に塩を入れてないようなきがする。絶対に入れていないとは言えないが、塩の容器から塩を計る動作を思い出せないので、多分入れていないと思う。
先に作ったのは食パンで、そちらの方はあまり記憶があやふやなんだが、手順としてはイースト、牛乳と水、砂糖、強力粉の順で入れてほぼ一緒なので最初の食パンの時から塩を入れ忘れた可能性が高い。
何となくだけれど、今回の失敗は塩の入れ忘れが原因な気がする。
塩の入れ忘れでこれだけ味が左右されるなんて驚きだ。パンを美味しくしているものは塩なのかもしれない。どうせ入れ忘れるなら砂糖がよかった。ハード系のパンの中には砂糖を入れないものもあるし、おそらく砂糖なしのパンのほうが食べられる。
ただ、強力粉の劣化もまだ可能性がある。これからお腹壊したりしたら強力粉も原因であるからだ。お腹、壊さないといいな。
お腹を壊さなかったとして、今日作ったパンはどう食べよう。そのままでは美味しくないし、ただマーガリンとかジャムとかつけるだけでごまかせるか。いっそフレンチトーストみたいに全部に味をつけてしまった方が食べられるか。あとはクルトンとか。
どちらにせよ今日明日のお腹の調子次第だ。