ぐりりんぐららんの日記

日々のことについてつらつらと。

フレンチトースト

先日美味しくないパンが出来上がったということを書いた。

それがこちら。

 

guriringuraran.hatenablog.com

 

夫も味見をして、そのあと二人ともお腹を壊さなかったので、美味しくない原因は塩を入れ忘れたことだと結論付けた。

パン自体について夫の感想としては、食感がいまいちでトーストすれば食べられないわけではないとのこと。

ということでもったいないので食べようとすることにし、でも全部を美味しくない状態で食べるのも若干乗り気ではなかったので、食パンの方は一部フレンチトーストにしようと思いついた。

フレンチトーストなら甘い卵液がパンの中まで浸み込んで味がごまかせるだろうし、それでもまだいまいちだったらはちみつをかけたり、ジャムをつけたり、いくらでも味をごまかせる方法があると思ったからだ。

とうわけで、翌朝の朝食にしようと前日の晩にフレンチトーストを仕込んだ。ネットで見たレシピを参考にパンは厚めにして、タップりの卵液に浸す。パンに切り込みを入れたせいか卵液はどんどんパンにしみこんでいく。もうこの時点で美味しそうだと思ってしまう。

ひっくり返して片面も吸わせて冷蔵庫で一晩。明日の朝が楽しみだ。

 


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翌朝、いよいよ昨晩仕込んだフレンチトーストを焼く。

パンにはしっかり卵液がしみこんでいる様子。フライパンを熱し、パターを溶かし、まずは片面から。焼いているとバターのとてもいい香りがする。やっぱりフレンチトーストを焼くときにはバターが欠かせない。

軽く焦げ目がついたらひっくり返す。そして蓋をして蒸し焼きに。しばらく焼いて中まで火が通ったようならば蓋を外し、側面もカリっと焦げ目がつくまで焼いていく。 

 


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出来た。

ではいただきます。

うん、まあまあかな。パンに対し卵液が若干少なかったのか、一部しみこんでいなかったが、しみこんだところはほわっとプリンのような食感に。厚切りで作るとこの食感になるところが嬉しい。味は甘さ控えめで、もともとのパンの美味しくない部分は隠れているものの、やはり味に何か足りないような気がする。

卵液自体の甘さは非常に控えめなので、そのせいで物足りなさも感じるだろうが、パンの味が美味しくないところも関係していると思った。やっぱりパン自体が美味しいことも美味しいフレンチトーストを作る条件の一つなのだろう。

 

ちなみに、もう一方の美味しくないカンパーニュの方はトーストして明治から発売されているチューブでチーズブレンドを塗って食べた。こちらはスプレっと自体が味が濃くパンの味をごまかせることができ、違和感なく食べることができた。

 

結論として、やっぱり食べられるとはいえ、そのままではあまり美味しくないとわかっているパンを食べることはテンションが落ちる。これからは塩の入れ忘れには気を付けたい。