ぐりりんぐららんの日記

日々のことについてつらつらと。

インフルエンザ闘病記

家族全員インフルエンザに罹った話。

 

10月8日日曜日

始まりは次男の体調不良から。実家へ遊びに行った際に気持ち悪さを訴え、咳の症状があり怠そうな感じ。実家には基礎疾患のある高齢の父がいて、母は入院しているので早々に帰路に就く。

帰宅すると熱が上がりだし、ごはんが食べられないくらいぐったり。

とりあえず水分補給をこまめにし、その日は様子見つつ就寝。

 

10月9日月曜日

翌朝、熱を測ったら一瞬39度をこえた。午前中いっぱい様子を見ていたが、ほとんど動けず食事もとれない。明日まで待って検査してもらうより、ぐったりしてるし検査結果にかかわらず薬だけでも貰って来ようと思い、この日は月曜だったが祝日だったので休日診療へと向かった。

事前に電話したためか、そこまで長く待つことなく検査と診察は終了。

結果はインフルエンザA型。日曜日を発症日として少なくとも5日間の出席停止、つまり金曜まではお休みとなった。薬はタミフル5日分と解熱剤をもらう。この場でタミフル5日分をもらえたので翌日かかりつけに行かなくても済んだことはよかった。

帰宅しさっそく薬を飲ます。が、次男は非常に薬を飲むことが苦手。いままで、服薬ゼリー、普通のゼリーなどを試したがそれらはだめで、今回はブルガリアヨーグルトの苺入りの小分けパックを使い飲ませようとした。しかし、苺の果肉が嫌だといいなかなか飲むことはできず、とても時間がかかった。さらに、この月曜日は熱が高かったため、シロップでもらった解熱剤も飲ませようとしたが、このシロップもまた苦手。全部飲み切るのにかなりの時間がかかったと思う。

実は次男はかなり味覚に敏感というか過敏というか、なじみのない味は受け付けないし、また口に入れたとしても、ちょっとでも苦手と思うと食べられなくなってしまい、初めてのものを与えるときはまずは試してみてからでないとだめだった。今回はいきなりブルガリアの苺ヨーグルトをあげてしまい、それは口には合わなかった模様。

以前にオハヨーの苺ヨーグルトなら食べたのでそちらにすればよかったのだが、そのとき買いに行ったスーパーではちょうど品切れでえなかったから、仕方ないといえば仕方ない。

次男はまだ小学校低学年で、インフルエンザによる異常行動が心配だったので、2段ベッドの下の段に寝かし、玄関近くの部屋だったのでドアロックもして就寝に就く。

長男は次男のインフルエンザがうつらないよう配慮し、日曜日の夜からリビングに折り畳みマットを移動しそこで寝てもらうことにした。

思い返してみればこの日から家族に咳きの症状が見られたような気がする。

 

10月10日火曜日

夫が体調不良を訴える。熱を測ると38度ほど。もともと平熱が低めの夫にとって38度は高熱だ。

咳の発熱、体のだるさで相当辛いらしい。もちろん仕事の日だったが休みをもらい休暇をとった。病院へは行くつもりだったが、体が辛く午前中は寝込んでいた。午後になって辛い体を引きずりながら病院へ行く。コロナとインフルの同時検査をしてもらったが結果は陰性。でも家族が罹患していることと症状でインフルで間違いないとの診断を受け、イナビルとほか咳止めなどの薬を処方してもらう。

食欲もあまりないようで、病院から帰ってきたらスポーツドリンクを飲んでヨーグルトを食べるくらいだった。そのあとは薬を飲んで寝込んでしまった。

私はというとこの日はそこまで体調が悪くなかった。咳は出ていたが、熱は微熱程度。だるさもほとんどなかったので、ずっと冷蔵庫に保存していた栗を使って栗の渋皮煮を作ったり、普通に家事をしていた。ただ食欲が少しなかったので鶏粥を作った。米からたいた鶏粥は美味しかった。鶏の出汁が聞いていて少量だがニンニク、ショウガも入っていたので体も温まった。

次男の様子はというとだいぶ動けるようになっていた。相変わらず食欲はないが、ベッドからでられ起き上がれるようになったし、確かこの日はつまらない何かテレビとか見たいとかなんとか言いだしたような気がする。ただ、まだみんなのいるリビングでは過ごさせることはできないと思ったので、明日から漫画なら読んでいいよと許可を出した。

私の体調は、この夜から少しずつ体調が悪くなり始めた。なんだが寝苦しく、体が熱くなりのどが渇く。

 

10月11日水曜日

早朝に目が覚めてしまったので熱を測ってみる。38度をこえていた。

このとき体が怠かったのでもう一度寝る。目が覚めて再度熱を測ってみる。38度をこえているのは変わらなかった。症状としては熱に加え、咳と倦怠感、食欲もなかった。

とりあえず、昨日から咳の出始めていた長男の体温を測る。37度5分、高いとは言えないがこれでは学校にいけないので、欠席の連絡。それから、しばらくして次男を起こす。なんとか薬を飲ませたら、自分は布団に戻り横になった。

気づいたらお昼になっていた。子どもたちのお昼ご飯はどうにかしなくてはならなかったので、申し訳ないけど保存しておいたペヤング大盛を作って食べさせた。作って出しただけで食べるところまではみられなかった。

長男は食欲はあったようで普通に食べ、次男はまだあまり食欲はなかったみたいで残したようだ。

私のほうはというと病院に行くことに決めた。次男インフルエンザ、夫たぶんインフルエンザときたらきっと私もインフルエンザだろう。

病院まで夫に付き添ってもらい、病院へ行く。発熱があったので、一般の患者とは隔離されたところで待機。まずは酸素飽和度を測ってもらったが、こちらは正常。そしてコロナとインフルエンザの検査を行う。この待っている時間が結構つらかった。

結果インフルエンザ陽性、コロナ陰性。薬はタミフルをもらうところを、前日夫がイナビルをもらっていたので、一回の吸入ですむイナビルにしてくださいと訴えイナビルを処方してもらった。

前日診察を受けた夫の話では保険適用外になるがインフルエンザ予防薬としてイナビルをもられるとのこと。長男も怪しい咳をしているので、そのことを申し出てと言われていたので、言ってはみたものの、やはり子供は診察してからでないと出せないとのこと。この時、子供もインフルの症状が出始めているかも、と言ったのがよくなかったか。

そして、診察が終了し会計へ。

会計しようと思ったら保険証の再発行料がとられていた。受付するときに家にあるかもしれないと言ったのに。ここの病院、ずっと通っていなかったからかな。なにかひとこと言う気力もなくそのまま払う。

で、やっと病院で薬をもらい、ちょうどコンビニで買い物をしていた夫と合流し帰宅。病院行って診察しただけなのでなんだかどっと疲れた。

 

この日は家に帰ってからのことをあんまり覚えていない。

ただただ夜、寝苦しかったのは覚えている。

 

10月12日木曜日

寝苦しい夜だったので、すっきりする目覚めではなかったが、熱はすこし下がったような気がして計ってみたら37度台まで下がっていた。

一応、学校に連絡しなければならないので、長男の様子を見るためにいつもよりは遅い時間だけれど起こして熱を測る。37度9分、高くなってきた。これはまた今日も欠席とういことで学校にオンライン連絡。病院へ行って検査する旨も添える。

その後計ってみると39度を超えたので、もう病院へ行くことは決定だ。

ちなみにこの日は木曜日で近くの小児科では空いているところは少ない。一番近くに内科、小児科を掲げている病院があるがそこはいつも混んでいて、以前、9時の開院後割とすぐに次男を連れて行ったときは2時間待ち。もう一つ近くでやっているところはあるが、そこは耳鼻科で小児の発熱も見てもらえるが、発熱の時は電話で空き時間を聞かなくてはならない。開院時間は10時。迷って一番近くに小児科のある病院にした。

最初、受付だけして診察が近くなったら夫に長男を連れてきてもらおうと思ったが、受付してもらったときに聞いてみると、発熱で検査する場合は先に検査するとのこと。なので、夫に連絡し長男を連れてきてもらう。隔離された場所で待つこと30分くらいかな、やっと検査。家族の罹患から考えてインフルエンザの検査をすることに。

結果はインフルエンザA型陽性、ということでここでやっと家族全員インフルエンザに罹ったということになった。

長男は症状的には発熱、咳、鼻水。個々の先生はインフルエンザの薬を選ばせてくれて吸引に不安が少しあるものの、先生の「子供でも大丈夫ですよ」の言葉を信じ、一度ですむイナビルを選ぶ。ほかに解熱剤、咳、鼻水の薬を処方されやっと病院を後にする。

それから薬局で処方薬もらってやっと家に帰ることができた。でも待つ病院だったけど、思ったよりはかからなかったかな。長男はすこし辛そうだったけれども。

帰宅してさっそくイナビル吸入。言われた通り教えながら薬を吸わそうとするが、教え方がよくなかった。少しむせてしまい、夫から怒られた。ここでカチンときたがまたそれは別の話。

やはり、薬の味を敏感に感じ取って飲みにくかったのか。何度も吸引を挑戦しなんとか薬は飲み終えた。

私はまだ微熱があったので病院連れて行ってぐったり。布団に横になる。

長男はそんなに調子が悪いというような自覚はないようで、ゲームをし始めた。目を覚まして気づくと長男がまだゲームをしている。調子はどうなのかなと思い、熱を測ってもらうと39度を超えている。これは良くないと思い、ゲームをやめさせ横になるよう言い、休んでもらった。

夕方、長男の様子を確認してみるとなんと昼に食べていた冷凍パスタを戻していた。

寝ている間に戻したみたいだけど、無意識にではあったのかベットの脇に嘔吐しており、長男自身にも大事はなかったし、他にも被害はほとんどなかった。

でも危なかった。嘔吐したもので窒息して危険な事故になることもあったのだから。

インフルエンザの時はそうと診断されたならば、何もせずに休ませなければならなかった。反省。

私はというと、午前中長男の病院の付き添いで疲れたので、午後少し休んだら夕方にはだいぶ回復。

夕食もだいぶ食べられるようになり、就寝時間もいつもと同じ時間に戻った。

 

10月13日金曜日

起きて、だいぶ寝起きもすっきり。全快とはいかないまでもかなり動けるようになった、よかった。夫も熱が下がった。次男も、昨日からアニメ見たりゲームしたりできるくらいに回復。よかった。

長男は37度台まで解熱。昨日ほどのしんどさはもうなさそう。ただ今日一日ゲームは市内で過ごすよう伝える。

回復したので久々に掃除。本当は掃除機をかけたかったけれど家族がいたのでクイックルワイパーで。汚れたくさんたまってた。ついでに雑巾がけも。なんかすっきりしてやっと気持ちよくなった。

やっとみんなが回復してきた。

 

ここからは回復の軌跡なので割愛。

 

ちなみに翌14日は運動会で長男最後の運動会は残念ながら不参加。これだけが悔しい。小学校最後の団体演技、楽しみにしていたのにな。これに関してはなかなか気持ちが切り替わらなさそう。

次男は体調を考慮し、午前中のみ参加。競技は見学で、団体演技のみ参加にしてもらった。こちらのわがままを聞いていただいて学校側には感謝しかない。

 

以上のような感じで過ぎ去った一週間。家族が順繰りにインフルエンザで倒れて大変だった。

一日おきに病院へ行かなければならなかったこと。

体調不良で自分だけ行くならまだしも、付き添うのはなかなかにしんどかったこと。

インフルエンザの感染力が思っている以上に強かったこと。

熱が下がった後も体調不良で余裕がなくイライラしたこと。

検査と薬で医療費がかなりかかったこと。(ただ子どもたちの医療費無料には助かった)

食事を作る体力がなかったので総菜だよりになったこと。

掃除できなくて部屋の中がぐちゃぐちゃで埃がたまっていたっこと。

いろいろなことがあって混とんとした一週間だった。