ぐりりんぐららんの日記

日々のことについてつらつらと。

友達がいない

こちらに住み始めて15年ほど。いまだに友達ができない。

 

途中から越してきた人が、私と同じくらいに越してきた隣の人と子供同士、ママ同士で仲良くなったようで、一緒にいる姿を見るとどうしもない羨ましさを感じてしまう。

先日はその家の前を通るとワハハという大きな笑い声が聞こえ、お腹がきゅっとなった。

こんなふうに思うことはいい年してすごく恥ずかしいことはわかってるけど、どうしても気になってきまう。

 

学校のイベントがある日とか一緒に行動しているんだろうな、と思うとイベントが憂鬱だ。気にしないのが一番なのはわかっている。

 

多分、私は、ああやって明るくて、すぐ人と打ち解けて、楽しそうに生きている人が羨ましい。きっといままで悩みとかなくて、人生楽しく生きてきたんだろうな、と思ってしまう。その人のことは全然しらないのに。

でも、自分はどうしても他人に踏み込むというのも苦手でもあるし、そういう振る舞いはできない。私は、人付き合いを難しく考えてしまう傾向があるので、もっと気軽に考えてもいいのかもしれない。

 

 

とはいえ、その二組以外はそこまで密に行動している人はいないので、私みたいなのもいなくもないかもしれない。

遠方ではあるけれど、たまにバーベキューの為に集まったり、キャンプいったりする友人がいれば十分ではないだろうか。

 

 

今日の夕飯はジンギスカン。美味しいもの食べて気持ちを切り替えていこう。

カレーの包容力

電子レンジからひき肉を取り出してみると8割がた火が通っていた。仕方ないのでもう一度レンジにかけ完全に火を通す。

 

本当はこんなはずではなった。ひき肉は電子レンジで解凍し、料理に使う予定だった。

実は何度か冷凍肉を解凍するはずが、加熱してしまったことがある。これが鶏もも肉の時は醤油だれに漬けて鶏肉チャーシューにし、鶏むね肉だったら蒸し鶏として何かたれを作ってかけて食べた。しかし、今回は合いびき肉。ラップに包まれて加熱され、肉汁も灰汁も全部流れてしまった。

 

さて、どうしようか。

 

こういう困ったときはやっぱりカレーにしてしまえばいい。カレーはなんでも美味しくするはず。

食料棚をあさってみるとカレールーがある。でも子供たち用に買ってあった残りのルーだから甘口で、ルーのもったりした感じと甘口のカレーを食べたい気分ではない。

ということで火の通ったひき肉とほうれん草でスパイスカレーを作ることにした。

 

まずは玉ねぎを炒める。カレーを作るにおいて玉ねぎの炒め方は重要で、今回はカレー研究家水野仁輔さんが今日の料理という番組で披露していたやり方で炒めてみた。

炒めるには炒めるのだが、今回のやり方はまずフライパンに串切りにした玉ねぎを広げ塩を加え、油を使わずに水で蒸し煮にして玉ねぎに火を通す。そして、玉ねぎが柔らかくなったら水分を飛ばし、油を加え、ニンニク、ショウガを加え焦げ目ができるくらいに炒める。従来の玉ねぎを炒めながら火を通すというやり方ではなく、火を通してから炒めるやり方だ。

 

次にトマトを加えるのだが、今回はトマトがなかったのでトマトペーストを使った。ここでトマトのうまみ成分であるグルタミン酸が加わる。

生のトマトで作る場合、水分がなくなるまでよく炒めた方がいい。スパイスカレーを作るときはとにかく水分を飛ばしうま味を凝縮させることが重要だと、様々な本やネットで学んだ。

 

それからスパイスを加え軽く炒め、火の通ってしまったひき肉、ゆでて刻んでおいたほうれん草を加え味を調えて出来上がり。

 

ほうれん草とひき肉のキーマカレーの出来上がりだ。

味はまあまあ。ひき肉のうまみがなくてもトマトのうまみと玉ねぎのコクで美味しいカレーになった。

 

一応夕飯の時、夫に出す時は「失敗カレーだよ」と言って出した。「大丈夫、カレーだったら美味しいはず。」と言って食べてくれたが、「肉の食感が変な感じがする」と。

そこはしょうがない。ちゃんと炒めたひき肉ではないのだから。

 

 

ということでとりあえずカレーにしてしまえば何とかなる。食べられるカレーにはなる。こういうときのカレーは特別美味しいカレーではないけれど、二日に分けてちゃんと食べきりました。

小さな一歩

先日区役所の嘱託の精神科医と面談相談をしてきた。

以前より精神科には通っていたが、そこでもらった薬や今の状態がどうなのかわからないというようなことを医療証の更新の時に地区担当のケースワーカーさんに相談したら、一度区役所の嘱託医に相談してみたらどうか、ということで思い切って第三者の意見を聞くことになった。

 

診察ではないので病気の診断を下すとか、治療をするとかではないのだけれど、こちらの話を聞いてくれて丁寧に答えてくれた。

 

薬に関しては、ずっと処方してもらった薬だったのだが、夏の終わりぐらいからとにかく動くのも辛くなるほど眠くなってしまい前回の診察でまた少し変えてもらった。そして今の処方だったらそこまで辛い眠気ではないことを伝えたら、少し状態がよくなってるかもしれないから眠気が強く出てしまったのかもしれない、と。

最終的には薬を飲むのをやめたいという気持ちがあると伝えると、薬を飲むことで自分らしくいられる、または恒常的には飲んでいないが辛いときに飲むなどお守り代わりに持っている人もいるから、そこは必ずしもやめなければならないと考えることもないと、と。

 

今の状況に関しては、ずっと診察しているわけではないからはっきりとは言えないけれど、何かしたいという気持ちが出てきているのはいいことなのではないかと。

といってもこれに関してはどちらかというと自然に出てきたというよりも、将来のことを考えた焦りから、何かしなくてはという気持ちが高まったので、よくなってるといえるかどうかは決めつけるのは早いかもしれない。

また、何をもってよくなったかというかについては、これは難しく、日常生活が送れているのならば十分なのではないかと

 

今回の相談で言われたことはこんな感じだった。

 

振り返ってみるとはっきり言ってどれも一般的な答えなような気がする。でもいままでセカンドオピニオンなど別の医師に意見を聞いたことがないので、今回相談できてよかった。

いままではただ通うものだからと病院に通っていたが、今回のように少し頑張ってみようと思い行動できたのは自分にとっては大きい一歩だ。これからも少しずつできそうなことをやって前に進んでいきたい。

 

 

 

 

 

石窯パンとつぼ焼き芋

先日夫の会社の同僚たちとバーベキュー(といっても焼き物は少しなので野外宴会といったところ)をしてきた。

テーブルにはもつ煮、自作のハム、低温調理した牛タンやステーキ、炊き込みご飯が並び、特にもつ煮は大人気だった。

 

 

このバーベキューではもう一つ目的があって、それは石窯でパンを焼くこと。なので、そのわきで私は私で石窯でパンを焼かせてもらっていた。

 

今回焼いたパンはプレーンカンパーニュ、チーズカンパーニュ、紅茶とホワイトチョコのカンパーニュ、塩バター食パン、食パン2斤、フォカッチャ、チョコチップちぎりパン、アーモンドレーズンロール、ウインナーパン。それとパンではないがフランスの薄焼きピザ、タルトフランベ。

 

生地は前日から低温発酵の手法を使って冷蔵庫に用意しておく。なので、前日は他のバーベキューの焼き物があったので冷蔵庫がパンパンだった。

当日はバーベキューの準備をしながらパンの準備。これが結構大変だった。

石窯の方の火入れは夫の担当。朝から薪で火をおこし窯の火入れをしてもらう。

私の方はパンの生地をそれぞれ成形し、二次発酵しパン焼きに備える。窯の温度を測りちょどいい焼き温度になったらいよいよパンを焼く。

まずはみんなでその場で食べる用にウインナーパンとタルトフランベを焼く。


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次はプレーンカンパーニュとチーズカンパーニュ。焼き上がり。


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ここで石窯の温度が下がってきたので再び薪を入れ窯の温度を上げる。

 

そして、塩バター食パン、イチジクとホワイトチョコのカンパーニュ、フォカッチャを二つ焼く。それらが焼きあがったらアーモンドレーズンロール、チョコチップちぎりパン、最後食パンを石窯に入れる。


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焼き上がり。食パンの写真は撮り忘れてしまった。が今回の食パンはあまり出来が良くなかったのでまあいいか。

 

今回のパン焼きはパン焼きがメインでなかったので、思ったより焼くのに時間がかかってしまった。でも温度はちょうどよかったのか大体のパンは良く焼けたと思う。ただ、アーモンドレーズンロールとチョコチップちぎりパンは焼きすぎてしまったため、少し硬くなってしまった。

 

 

そして、もう一つバーベキューの横でやっていたことがあって、それは石窯の横のタンドール窯で焼くつぼ焼き芋。実家で巨大なサツマイモが収穫できたので、以前自作したタンドール窯で焼いてみようとなったのだ。焼いた芋は2種類、ほくほく系の紅あずまとしっとり系のシルクスイート。窯に入れ、焼くこと数時間。触ってみて柔らかくなっている。多分出来上がりだ。

切ってみるとこんな感じ。これはシルクスイートで、大きさがわかるようにペットボトル置いてみた。


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味は甘くておいしい!大きくて焼けるか心配だったけど上手に焼けて良かった。

でもやっぱり作るにしても食べるにしても普通の大きさの方がいい。今回巨大つぼ焼き芋をつくってみてしみじみそう思った。

 

 

 

 

フレンチトースト

先日美味しくないパンが出来上がったということを書いた。

それがこちら。

 

guriringuraran.hatenablog.com

 

夫も味見をして、そのあと二人ともお腹を壊さなかったので、美味しくない原因は塩を入れ忘れたことだと結論付けた。

パン自体について夫の感想としては、食感がいまいちでトーストすれば食べられないわけではないとのこと。

ということでもったいないので食べようとすることにし、でも全部を美味しくない状態で食べるのも若干乗り気ではなかったので、食パンの方は一部フレンチトーストにしようと思いついた。

フレンチトーストなら甘い卵液がパンの中まで浸み込んで味がごまかせるだろうし、それでもまだいまいちだったらはちみつをかけたり、ジャムをつけたり、いくらでも味をごまかせる方法があると思ったからだ。

とうわけで、翌朝の朝食にしようと前日の晩にフレンチトーストを仕込んだ。ネットで見たレシピを参考にパンは厚めにして、タップりの卵液に浸す。パンに切り込みを入れたせいか卵液はどんどんパンにしみこんでいく。もうこの時点で美味しそうだと思ってしまう。

ひっくり返して片面も吸わせて冷蔵庫で一晩。明日の朝が楽しみだ。

 


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翌朝、いよいよ昨晩仕込んだフレンチトーストを焼く。

パンにはしっかり卵液がしみこんでいる様子。フライパンを熱し、パターを溶かし、まずは片面から。焼いているとバターのとてもいい香りがする。やっぱりフレンチトーストを焼くときにはバターが欠かせない。

軽く焦げ目がついたらひっくり返す。そして蓋をして蒸し焼きに。しばらく焼いて中まで火が通ったようならば蓋を外し、側面もカリっと焦げ目がつくまで焼いていく。 

 


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出来た。

ではいただきます。

うん、まあまあかな。パンに対し卵液が若干少なかったのか、一部しみこんでいなかったが、しみこんだところはほわっとプリンのような食感に。厚切りで作るとこの食感になるところが嬉しい。味は甘さ控えめで、もともとのパンの美味しくない部分は隠れているものの、やはり味に何か足りないような気がする。

卵液自体の甘さは非常に控えめなので、そのせいで物足りなさも感じるだろうが、パンの味が美味しくないところも関係していると思った。やっぱりパン自体が美味しいことも美味しいフレンチトーストを作る条件の一つなのだろう。

 

ちなみに、もう一方の美味しくないカンパーニュの方はトーストして明治から発売されているチューブでチーズブレンドを塗って食べた。こちらはスプレっと自体が味が濃くパンの味をごまかせることができ、違和感なく食べることができた。

 

結論として、やっぱり食べられるとはいえ、そのままではあまり美味しくないとわかっているパンを食べることはテンションが落ちる。これからは塩の入れ忘れには気を付けたい。

美味しくないパンどうする

今日はパンを作った。食パン一斤とカンパーニュ。

どちらのパンも捏ねないパンの製法で作ったので、時間はかかったが面倒な捏ねの作業が必要ないのでそこまで大変ではない。

焼けたものがこちら。素人なので、家で食べるにはこれで十分。

 


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夕飯は焼けたパン。パンの耳の部分が好きなので、まずは食パンの端の耳の部分を切り出す。この端の部分を食べられるのは自宅でパンを焼いたときのお楽しみだと思う。

パン屋さんでもパンの端っこの部分が入っていることもあるけれど。

そして、いざパンを口に運ぶ。

 

 

あれ、味がおかしい。美味しくない。臭いはおかしい感じはしない。でもパンの味がいつものパンの味と違う。正確に言うなら、パンの味がしない。小麦の焼けた香りはするのに、味がねんど?みたいな、甘味も塩気もない。

 

結局、なんだか嫌な感じがしたので食べるのをやめた。おなかを壊すのも怖いし。子供たちにもパンは食べないよう伝える。

夕食にパンを食べることを楽しみにしていたのに残念。

でも今日の夕食はどちらかというとご飯に合うおかずだったのでそこはまあ良しとする。

 

なぜ、ここまで美味しくないパンが出来上がったのか考えてみる。

二つ思い当たることがあった。

 

まず一つはパンに使った強力粉が劣化していたこと。

今回使った強力粉は結構前に大量に買ったときに小分けにして真空パックしてあったもの。いくら真空パックといえ家庭用の真空パック器を使ってパックしたものだから、ちゃんと真空になっていたかとういとあやしい。少しの空気が入って強力粉が劣化した可能性と、保管場所が悪かったかもしれなくて劣化した可能性がある。

 

もう一つは塩を入れ忘れたこと。

強力粉のほかに原因がないかどうか手順を思い返してみて、どうやら塩を入れた記憶がない。カンパーニュの方の材料は強力粉、インスタントドライイースト、塩、砂糖、水で、ボウルにイースト、水、砂糖、そして強力粉を入れた後に塩を入れてないようなきがする。絶対に入れていないとは言えないが、塩の容器から塩を計る動作を思い出せないので、多分入れていないと思う。

先に作ったのは食パンで、そちらの方はあまり記憶があやふやなんだが、手順としてはイースト、牛乳と水、砂糖、強力粉の順で入れてほぼ一緒なので最初の食パンの時から塩を入れ忘れた可能性が高い。

 

何となくだけれど、今回の失敗は塩の入れ忘れが原因な気がする。

塩の入れ忘れでこれだけ味が左右されるなんて驚きだ。パンを美味しくしているものは塩なのかもしれない。どうせ入れ忘れるなら砂糖がよかった。ハード系のパンの中には砂糖を入れないものもあるし、おそらく砂糖なしのパンのほうが食べられる。

 

ただ、強力粉の劣化もまだ可能性がある。これからお腹壊したりしたら強力粉も原因であるからだ。お腹、壊さないといいな。

お腹を壊さなかったとして、今日作ったパンはどう食べよう。そのままでは美味しくないし、ただマーガリンとかジャムとかつけるだけでごまかせるか。いっそフレンチトーストみたいに全部に味をつけてしまった方が食べられるか。あとはクルトンとか。

どちらにせよ今日明日のお腹の調子次第だ。

 

アイスバインを作る

アイスバインを作ってみた。

アイスバインとはドイツの料理で豚のすね肉を塩漬けにしてことこと煮込んだもの。スーパーで珍しく豚のすね肉が売っていたので作ってみることにした。

まずは事前準備として、豚のすね肉をソミュール液に2~3日つける。ソミュール液とはローリエや香草を加えた塩水を煮立てたもの。肉に味付けをするために使う。

今回は漬けて2日後に調理開始。

材料は玉ねぎ1個、ザワークラウトローリエ、黒コショウ、クローブザワークラウトは近所のスーパーに売ってあったものを買って使った。

作り方はとても簡単。玉ねぎを薄切りにしてしんなりするまで炒め、ザワークラウトを加えて軽く炒め、豚すね肉を鍋に入れたら水を加えハーブ類を加えひたすら煮るだけ。


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ちなみに今回は合計3時間煮込んでいいる。この煮込み時間で肉が骨から離れるほどほろほろになる。

 

食べた感想。皮の部分はとろとろぷるぷるに、お肉の部分はほろほろでほんのり塩味で美味しかった。でも本場のアイスバインを食べたことがないので、この味が正解がわからなかった。

またほんのり塩味でガツンとくる味ではなかったので、おかずなのかおつまみなのかどういう立ち位置で食べればいいかわからなかった。

やっぱり食べたことがない味を作ってみるのは無謀だ。

 

今回スネ肉の形から普通の鍋には入らなかったので、寸胴なべを使い、水も沢山使ったのでスープが沢山余っている。この残ったスープどうしようか。ザワークラウトの酸味が出ていて子どもたちは食べなさそう。ベーコンとか玉ねぎ足してポトフにしてみようかな。